投資の12達人に聞く「わが運用哲学」 レオス・キャピタルワークス 藤野英人
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<レオス・キャピタルワークス 藤野英人社長>
顧客を軽視する会社は組み入れない
世間には“ひふみは残高が増えたことで、結局、東証株価指数(TOPIX)と同じような運用成績しか出せなくなるのでは”という見方があるが、それは全く見当外れだ。
TOPIXは構成銘柄の上位200社でその時価総額の7割を占めている。この上位200社に入っている銘柄の保有が多いほど、ファンドの運用成績はTOPIXに近づく。ひふみはこの上位200社に入っている銘柄の保有が少なく、それ以外やジャスダックの銘柄の割合が多い。これらの企業の成長率は非常に高い。業績と株価が連動しているので、ひふみの運用成績も良くなる。
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週刊エコノミスト
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