週刊エコノミスト Online 日本経済総予測 2020

激論 中小企業の生産性上げ日本経済を復活させよ デービッド・アトキンソン×小出宗昭

撮影=武市公孝
撮影=武市公孝

デービッド・アトキンソン(小西美術工芸社社長)「規模拡大しか生き残る道はない」「最低賃金を段階的に引き上げていく」

小出宗昭(「エフビズ」センター長)「小さなイノベーションを起こせ」「支援側にも徹底した成果主義を」

 生産年齢人口が急減する中、中小企業の生産性の低さが日本経済停滞の原因との声が出始めている。最低賃金の引き上げによる中小企業の生産性向上を主張するデービッド・アトキンソン氏(小西美術工芸社社長)と、中小企業支援のスペシャリストとして数多くの企業の再生を手掛けた小出宗昭氏が激論を交わした。

残り4492文字(全文4742文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

5月14日・21日合併号

ストップ!人口半減16 「自立持続可能」は全国65自治体 個性伸ばす「開成町」「忍野村」■荒木涼子/村田晋一郎19 地方の活路 カギは「多極集住」と高品質観光業 「よそ者・若者・ばか者」を生かせ■冨山和彦20 「人口減」のウソを斬る 地方消失の真因は若年女性の流出■天野馨南子25 労働力不足 203 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事