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ビットコイン先物も開始 取引高増加で市場に厚み=日枝千代

世界的に取引量が拡大している(ビットコインをイメージしたコイン)(Bloomberg)
世界的に取引量が拡大している(ビットコインをイメージしたコイン)(Bloomberg)

 ビットコイン価格は2019年12月上旬時点で1BTC(ビットコインの単位)=80万円台で推移し、19年初に比べて価格は倍増している(図)。年初は米中貿易戦争などを背景に世界景気の先行き不透明感が強まり、資産逃避先としてのビットコインが注目された。また春以降は、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを続ける中、先物市場の開設などで投機資金がビットコイン市場に流入したと見られる。

 興味深いのは、暗号資産(仮想通貨)の先行きについて、日本が悲観的にならざるを得ない一方で、海外では逆に前向きな動きが散見されることだ。

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