投資・運用 資産作りの新常識

リバランスは年単位程度で=正岡利之/10(最終回) 

(出所)三菱UFJ信託銀行
(出所)三菱UFJ信託銀行

 長期的な分散投資を前提とするのであれば、頻繁に売買する必要はない。一方で、例えば月に1回といった具合に定期的に資産の状況を把握しておくことが望ましい。その際に、そのときの価格である「時価」で把握することがポイントだ。

 預金などを含めた資産全体の中で、投資商品が時価でいくらになっているのか、つまりどの程度のリスクを取っているのかを把握し、さらに「時価での資産配分」がどうなっているかを知っておくことも大切だ。ただし購入した価格と時価を比較して、「評価損益(時価−購入価格)」に一喜一憂する必要はない。

残り685文字(全文936文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

5月28日号

バイオ製薬最前線 肥満 がん 認知症第1部 創薬テーマ編肥満14 画期的な減量効果の治療 ノボ、リリー2強が世界席巻■中桐成美/中西拓司17 内臓脂肪減少薬 大正製薬が「アライ」発売 吸収抑えて25%を排せつ■中西拓司19 米国の現実 成人の「4割超」の深刻 国防にも影響するレベル■岩田太郎20 体 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事