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3カ月先の指標を予測 都内オフィス空室率は下げ止まり、機械受注額(民需)は好調な推移=ゼノデータ・ラボ

第52回 都内オフィス空室率/機械受注額(民需)=ゼノデータ・ラボ

都内オフィス空室率 悪化に歯止めも回復遠い

 AI「ゼノインデックス」が予測する東京都心のオフィス空室率(三鬼商事が毎月10日前後に発表)は、悪化に歯止めがかかったが、6%前後と新型コロナウイルス拡大前の1%台に比べて高止まりしている。

 2021年12月実績は6・33%となり、平均募集賃料(実際に募集のあった賃料の平均)がコロナ前を下回り、わずかな改善が見られた。

 ゼノインデックスの予測では22年に入り、空室率は回復とはいかないものの、悪化には歯止めがかかると分析する。新たに完工するビルが少なく、テレワークでのオフィス減少も一部企業にとどまるためだ。

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