経済・企業 深層真相

ねぶた支援も電源開発も 東芝後継は日本風力開発

 東北3大祭の一つ、青森ねぶた祭が8月2~7日、新型コロナウイルス禍の影響から復活し、3年ぶりに開催された。地元が気をもんでいたのは、70年以上の歴史を持つ運行団体「に組」のメインスポンサーである東芝が今年に入って撤退を決めたこと。しかし直前になり、風力発電事業を手掛ける日本風力開発グループが名乗りを挙げ、に組のねぶたは無事運行された。

 原子力発電を事業の中核に据えてきた東芝は40年以上にわたり「に組」を支えてきた。一方の日本風力開発は1999年の設立で、青森県六ケ所村で風力発電事業の開発を手掛け、現在までに76基、13万キロワット以上の風力を開発、運営してきた実績を持つ。

残り187文字(全文477文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

5月28日号

バイオ製薬最前線 肥満 がん 認知症第1部 創薬テーマ編肥満14 画期的な減量効果の治療 ノボ、リリー2強が世界席巻■中桐成美/中西拓司17 内臓脂肪減少薬 大正製薬が「アライ」発売 吸収抑えて25%を排せつ■中西拓司19 米国の現実 成人の「4割超」の深刻 国防にも影響するレベル■岩田太郎20 体 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事