国際・政治 ワールドウオッチ

インドでフレックス燃料車量産へ 榎田真奈

マルチ・スズキが公開したハッチバック「ワゴンR」のフレックス燃料者のプロトタイプ NNA撮影
マルチ・スズキが公開したハッチバック「ワゴンR」のフレックス燃料者のプロトタイプ NNA撮影

 インドで2022年12月、日系を含めた自動車メーカー各社がフレックス燃料車のプロトタイプをお披露目した。ハッチバック「ワゴンR」を公開した乗用車最大手のマルチ・スズキは、25年までに小型車でフレックス燃料車を導入する計画を明らかにした。

 インド自動車工業会(SIAM)が開いたイベントで、マルチ・スズキのほか二輪車メーカー7社がプロトタイプを公開した。フレックス燃料車はガソリンに加えてエタノールなどを燃料として走行できる。

 インドではフレックス燃料車の量産が24年末までに始まる可能性がある。地場二輪車大手TVSモーターのラダクリシュナン最高経営責任者(CEO)は、二輪車部門では23年12月に試験走行を実施し、24年末までに量産化を目指すと述べた。

残り235文字(全文562文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

5月14日・21日合併号

ストップ!人口半減16 「自立持続可能」は全国65自治体 個性伸ばす「開成町」「忍野村」■荒木涼子/村田晋一郎19 地方の活路 カギは「多極集住」と高品質観光業 「よそ者・若者・ばか者」を生かせ■冨山和彦20 「人口減」のウソを斬る 地方消失の真因は若年女性の流出■天野馨南子25 労働力不足 203 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事