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ドイツでも不安抱えながらAI活用 中村容子

ドイツでも利用進むチャットGPT 筆者撮影
ドイツでも利用進むチャットGPT 筆者撮影

 チャットGPTなどの生成AI(人工知能)が、ドイツでも急速な広がりを見せている。

 技術などの認証機関であるテュフ連合会が、16歳以上の1021人に実施したアンケートによると、「チャットGPTを聞いたことがある」と回答したのは83%、「仕事かプライベートで利用している」のは23%。特に若者(16~35歳)の利用者が多く43%にのぼる。

 一方で、生成AIの利用には懸念も広がる。「AI利用には現時点で予測できないリスクがある」(80%)、「個人情報を適切に保護していない」(76%)といった不安だ。このため91%が「AIを安全に利用する規制」を求めている。

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