国際・政治 ワールドウオッチ

三国志の街“成都”が“緑とスポーツの街”に変貌 森永正裕

天府緑道でサイクリングを楽しむLさん(左)。季節の花を楽しみながら疾走できる 筆者撮影
天府緑道でサイクリングを楽しむLさん(左)。季節の花を楽しみながら疾走できる 筆者撮影

 生粋の成都市民のLさん。朝のジョギングが日課で、週末はサイクリングを楽しむ。走るのは市中心部をぐるりと囲む環状型公園「天府緑道」のジョギング・サイクリング専用道(1周約100キロ)だ。2022年に完成し、週末には多くの市民が利用する。「天府緑道ができて運動が生活の一部になった」とLさんは話す。

 四川省成都市というと、パンダや三国志の舞台として有名だが、今や緑とスポーツの街へ変化している。今年7月には、国際大学スポーツ連盟(FISU)の「F…

残り333文字(全文555文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

5月14日・21日合併号

ストップ!人口半減16 「自立持続可能」は全国65自治体 個性伸ばす「開成町」「忍野村」■荒木涼子/村田晋一郎19 地方の活路 カギは「多極集住」と高品質観光業 「よそ者・若者・ばか者」を生かせ■冨山和彦20 「人口減」のウソを斬る 地方消失の真因は若年女性の流出■天野馨南子25 労働力不足 203 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事