投資・運用 深層真相

アーム再上場の主導役は“昔なじみ”の英バークレイズ

 ソフトバンクグループ(SBG)子会社で英半導体設計大手アームが9月14日、米ナスダック市場に上場し、初日の時価総額は652億ドル(約9兆6000億円)と、今年最大の新規株式公開になった。主幹事証券は英バークレイズ、米ゴールドマン・サックス、米JPモルガン・チェース、米国みずほ証券の4社だが、主導権を握ったのはバークレイズだ。

 SBGは2016年9月に、ロンドン証券取引所に上場していたアームを買収(当時の為替レートで約3.3兆円)しており、アームは再上場。SBGによる買収以前からアームの主要取引金融機関だったバークレイズにとって、SBG関連では今回が最大の案件だ。

残り292文字(全文577文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

5月28日号

バイオ製薬最前線 肥満 がん 認知症第1部 創薬テーマ編肥満14 画期的な減量効果の治療 ノボ、リリー2強が世界席巻■中桐成美/中西拓司17 内臓脂肪減少薬 大正製薬が「アライ」発売 吸収抑えて25%を排せつ■中西拓司19 米国の現実 成人の「4割超」の深刻 国防にも影響するレベル■岩田太郎20 体 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事