国際・政治 ワールドウオッチ

食の欧米化進むマレーシアで高級ベーカリー続々 降旗愛子

一つ400~500円のペストリーが飛ぶように売れる NNA撮影
一つ400~500円のペストリーが飛ぶように売れる NNA撮影

 マレーシアでは近年、首都クアラルンプールを中心にこだわりの高級ベーカリーが続々とオープンしている。自然発酵させた酵母を使用する「サワードウブレッド」や、フルーツなどをふんだんに使ったデニッシュ、ペストリー類を売りにし、国際コンペで受賞歴のあるバリスタが入れたコーヒーとともに味わえる店もある。

 こうした店はたいてい、住宅街の片隅にひっそりとたたずむ。デニッシュやペストリー一つ当たりの価格は、日本円で400~500円。300円くらいで汁麺…

残り330文字(全文550文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

5月14日・21日合併号

ストップ!人口半減16 「自立持続可能」は全国65自治体 個性伸ばす「開成町」「忍野村」■荒木涼子/村田晋一郎19 地方の活路 カギは「多極集住」と高品質観光業 「よそ者・若者・ばか者」を生かせ■冨山和彦20 「人口減」のウソを斬る 地方消失の真因は若年女性の流出■天野馨南子25 労働力不足 203 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事