国際・政治 ワールドウオッチ

年明けのニューヨークで続いた地下鉄事故 冷泉彰彦

1月4日の事故の影響で一部が運休となり、多くの乗客に影響が出た(Bloomberg)
1月4日の事故の影響で一部が運休となり、多くの乗客に影響が出た(Bloomberg)

 新年に入り、立て続けに地下鉄の事故が発生した。まず1月4日、1号線の列車と回送列車が96丁目駅の近辺で衝突して約20人が負傷した。

 約300人の乗客を乗せた列車がダイヤにはなかった回送列車に突っ込み回送列車が脱線。列車の運転士は急に信号が変わったので驚いて事故になったと証言している。

 1月10日にはブルックリン区のコニー島を走るF線で事故が起きた。マンハッタンへ向かう列車がネプチューン駅へ進入する直前で脱線。速度超過でカーブを曲がりきれ…

残り332文字(全文553文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

5月14日・21日合併号

ストップ!人口半減16 「自立持続可能」は全国65自治体 個性伸ばす「開成町」「忍野村」■荒木涼子/村田晋一郎19 地方の活路 カギは「多極集住」と高品質観光業 「よそ者・若者・ばか者」を生かせ■冨山和彦20 「人口減」のウソを斬る 地方消失の真因は若年女性の流出■天野馨南子25 労働力不足 203 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事