経済・企業 狙える不動産

インタビュー 唐池恒二・JR九州会長

四重苦を背負いながら黒字転換を狙う
四重苦を背負いながら黒字転換を狙う

REIT参入で不動産事業拡大 貸倉庫・貸物流拠点も展開する

 長期化する移動制限や集合自粛といった逆風に、どう立ち向かうか。JR九州の唐池恒二会長に聞いた。

(聞き手=中園敦二・編集部)

── コロナ禍で苦戦している。

■JR九州グループは(1)移動自粛、(2)集合自粛、(3)リモート生活の拡大と定着、(4)インバウンド(訪日外国人客)市場の消失──という四重苦に見舞われ、2020年度は大幅な最終赤字(189億円の損失)となった。しばらくは四重苦を背負いながらも、21年度は黒字回復させたい。(狙える不動産)

── 対策の一つが不動産の活用ということか。

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