教養・歴史 書評

『岐路に立つアジア経済』 石川幸一、馬田啓一、清水一史編著 文眞堂 3080円

『岐路に立つアジア経済』 石川幸一、馬田啓一、清水一史編著 文眞堂 3080円

 コロナ禍が世界中にまん延し、米中対立は緩和の気配が見えない。そんな中、アジア経済はこれからどうなるのか。本書は米中対立の影響とパンデミックで高まったリスクを検証したうえで、経済統合や国際貿易、投資などの研究者たちが今後の見通しについて執筆。諸国間の経済連携強化で危機は克服できるのか。デジタル通貨の加速など急速な構造変化の中で従来とは違うニューノーマル(新常態)にソフトランディングできるのかなどが考察されている。(K)

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バイオ製薬最前線 肥満 がん 認知症第1部 創薬テーマ編肥満14 画期的な減量効果の治療 ノボ、リリー2強が世界席巻■中桐成美/中西拓司17 内臓脂肪減少薬 大正製薬が「アライ」発売 吸収抑えて25%を排せつ■中西拓司19 米国の現実 成人の「4割超」の深刻 国防にも影響するレベル■岩田太郎20 体 [目次を見る]

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