教養・歴史 書評

『100年企業のすごすぎる製紙工場』 里和永一著 あさ出版 1650円

『100年企業のすごすぎる製紙工場』 里和永一著 あさ出版 1650円

 埼玉県川口市にある鶴見製紙の本社工場。ここはかつて「製紙業界のガン」「日本一汚い工場」など不名誉な呼ばれ方をしていた。それが今では、徹底したIT化とともに工場、オフィスともピカピカ、多くの見学者が訪問し、業界トップクラスの売上高を誇るまでに変貌した。なぜこんなことが可能だったのか。同社代表取締役の著者が、人材育成に力を入れ、「全社参加型経営」を実現させた過程や直販サービス、配送、最新設備導入などの改革について詳述する。(K)

インタビュー

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

5月28日号

バイオ製薬最前線 肥満 がん 認知症第1部 創薬テーマ編肥満14 画期的な減量効果の治療 ノボ、リリー2強が世界席巻■中桐成美/中西拓司17 内臓脂肪減少薬 大正製薬が「アライ」発売 吸収抑えて25%を排せつ■中西拓司19 米国の現実 成人の「4割超」の深刻 国防にも影響するレベル■岩田太郎20 体 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事