教養・歴史 書評

『お酒はこれからどうなるか』 都留康著 平凡社新書 990円

『お酒はこれからどうなるか』 都留康著 平凡社新書 990円

 コロナ禍によって外でお酒を飲む機会が減ったり、人口減少あるいは若者のアルコール離れで、近年はお酒に関する消費状況が大きく変化している。著者は、日本酒における新規参入者の挑戦の様子をはじめ、小規模な蒸留所で造られる個性の強い「クラフトジン」の動向、「居酒屋」という世界に類を見ない飲食空間の歴史的経緯などを現場視点で研究し、今後の日本のお酒の市場がどうすれば生き残っていけるのか、そのヒントを示す。(B)

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バイオ製薬最前線 肥満 がん 認知症第1部 創薬テーマ編肥満14 画期的な減量効果の治療 ノボ、リリー2強が世界席巻■中桐成美/中西拓司17 内臓脂肪減少薬 大正製薬が「アライ」発売 吸収抑えて25%を排せつ■中西拓司19 米国の現実 成人の「4割超」の深刻 国防にも影響するレベル■岩田太郎20 体 [目次を見る]

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