今週のポイント 米国小売売上高(3月16日) 堅調な消費は継続へ=窪谷浩
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3月16日に米国で2月の小売売上高が発表される。新型コロナウイルス新規感染者数の減少や外出制限の緩和、経済対策に伴う家計への現金給付などから1月の小売売上高は大幅な伸びとなった。2月も好調を維持できるかが注目される。
1月の結果を振り返ると、飲食店を含めた小売売上高(季節調整後)は前月比5.3%増と4カ月ぶりに増加に転じた。これは市場予想の同1.1%増を大幅に上回っており、2020年6月の同8.6%増以来、7カ月ぶりの高さである。
中身をみると全般的に回復を示しており、飲食店が同6.9%増、オンラインを含む無店舗販売が同11.0%増となったほか、自動車などを除きGDP(国内総生産)の個人消費と連動の高いコアが同6.0%増といずれも前月から増加に転じた。
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