新聞から言葉をえぐる(7月21日~7月27日)
「気候変動は世界共通の脅威であり、外交問題とは切り離すべきだ」=7月21日付『毎日新聞』
気候変動問題を協議するためケリー米大統領特使が中国を訪問した。韓正国家副主席との会談でケリー氏が協力を呼びかけて。
「できたら議員を続けてほしいと思っている」=21日付『読売新聞』
元法相の河井克行元衆院議員らによる2019年の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件で、公職選挙法違反(被買収)に問われた元広島市議の木戸経康被告が、東京地検特捜部の捜査段階の任意の取り調べを録音。検事が被買収容疑を不起訴にすることを示唆した上で、特捜部の見立てに沿った供述を求めたという。
「(うれしさを)一番最初に親方に、その後におじさんに言いたい」=24日付『朝日新聞』
大相撲名古屋場所で、関脇・豊昇龍(24)=モンゴル出身、立浪部屋=が12勝3敗で初優勝し、場所後の大関昇進を確実にして。豊昇龍は元横綱・朝青龍のおい。
「第1、第2自民党の改革合戦が政治を良くすることにつながる。立民がいても、日本は何も良くならない」=24日付『日経新聞』
日本維新の会の馬場伸幸代表がネット番組で、自民党と維新の関係をめぐって。
「これらのミサイルは都市や村や人々だけでなく、欧州文化の基礎を標的にしている」=24日付『日経新聞』夕刊
ロシア軍がウクライナ南部オデッサをミサイル攻撃し、ウクライナ正教会(モスクワ聖庁)の大聖堂などを破壊した。ウクライナのゼレンスキー大統領がこれを非難して。
「間もなく私たちはツイッターブランドとさよならをして、徐々に全ての鳥たちにも別れを告げるでしょう」=24日付『日経新聞』夕刊
米ツイッター運営会社のイーロン・マスク会長は、青い鳥で知られるロゴとサイトのブランド名をツイッターから「X(エックス)」に変更する方針を表明した。
「しっかりメダルを取って日本に帰ることができる。いいニュースが届けられて、とても幸せです」=25日付『毎日新聞』
バレーボールのネーションズリーグ男子3位決定戦でで、日本は昨年の世界選手権覇者イタリアを3―2で破り、前身のワールドリーグを含めて初の銅メダルを獲得した。主要国際大会で日本が表彰台に立つのは46年ぶり。主将の石川祐希が。
「時間は無理に切らずに国民に理解してもらう機会を作る必要があるのではないか」=25日付『日経新聞』
自民党の萩生田光一政調会長が来年秋に健康保険証を廃止しマイナンバーカードに一本化する政府方針に関して。
「耳を疑った。こんなことまでやるのかとがくぜんとした」=26日付『毎日新聞』
中古車販売大手ビッグモーターの兼重宏行社長=写真=が、自動車保険の保険金不正請求問題の責任を取って辞任した。記者会見で、不正の事実を認識したのは6月に外部弁護士による特別調査委員会の報告書を受け取った際だと釈明して。
「セブン&アイからは1年半にわたって情報がなく、対応が不誠実に映っている。それを反映した数字がこの賛成率だ」=26日付『朝日新聞』
セブン&アイ・ホールディングス傘下の百貨店大手「そごう・西武」の売却計画をめぐり、そごう・西武労働組合は組合員の9割超の賛成でストライキ権を確立したと公表した。寺岡泰博委員長が。
「この問題については新華社通信がすでに発表している」「提供できる情報はない」=27日付『毎日新聞』
中国の外相だった秦剛氏が解任された。中国外務省の毛寧副報道局長が定例会見で、秦氏の解任やその理由などについて繰り返し問われて。
「協議に時間は要したが、本当の意味で(ルノーと)対等になる」=27日付『朝日新聞』
日産自動車と仏自動車大手ルノーは、資本関係の見直しで最終契約の締結を完了したと発表した。23年末までに、ルノーの日産への出資比率を43%から15%に引き下げ、日産が持つルノー株の比率と対等にする。日産の内田誠社長が。
「イメージ通り」=27日付『読売新聞』
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は、ニュージーランドのダニーディンで行われた女子ワールドカップ(W杯)1次リーグC組でコスタリカを2-0で降して2連勝とし、決勝トーナメント進出を決めた。19歳の藤野あおば(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)=写真=が、日本女子のW杯史上最年少で挙げたゴールについて。
週刊エコノミスト2023年8月15・22日合併号掲載
新聞から言葉をえぐる(7月21日~7月27日)