《NY市場》住宅市場の上昇は続く 堀古英司
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金融引き締めの効果が住宅市場に影響を与えリセッション(景気後退)入り。これは今年、多くのエコノミストが外してきた見通しだ。なぜこの見通しが外れるのか。それは同じ金融引き締め局面でも、住宅市場の構造が根本から変化していることを理解していないからだ。
第一に、住宅購入者は金利が上昇して困るような、変動金利での借り入れをしていない。住宅ローン金利は7%台に乗せているが、現在住宅ローンを借りている人の84%は固…
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週刊エコノミスト
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