AI診断 「腫瘍性」を瞬時に判定 大腸内視鏡で実用化=葭原友子
有料記事
医療機器や関連業界でのAI(人工知能)やICT(情報通信技術)の利活用が急速に進んでいる。特に、AIの利活用は、単体の製品を売って終わりではなく、販売後も継続的に収益をあげるビジネスモデルへの転換を実現するために、関連企業にとって重要なテーマとなっている。
また、医療は、病気の根治を目的とする時代から、患者のQOL(生活の質)改善が重視される時代へ移行しつつある。医師が患者に接する時間をより多く確保することは一層重要になると考えられ、AIはこうしたニーズに応えるために必須の技術となりうる。AIを利活用したイノベーション(技術革新)では米国企業が先行しているが、日本企業でも取り組みが活発化している。
残り2010文字(全文2313文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める