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週刊エコノミスト Online 本気で買うマンション

リセールバリュー 都心部ほど資産価値を維持=編集部

(注)サンプル数確保のため築9~11年の物件を抽出。専有面積30平方メートル未満、事務所・店舗併設の物件は除外。一定数のサンプルを獲得できた駅のみ算出 (出所)東京カンテイ資料より編集部作成
(注)サンプル数確保のため築9~11年の物件を抽出。専有面積30平方メートル未満、事務所・店舗併設の物件は除外。一定数のサンプルを獲得できた駅のみ算出 (出所)東京カンテイ資料より編集部作成

 新築で購入した物件が将来どの程度の価値で売れるか、は物件選びの重要要素だ。

 不動産調査会社「東京カンテイ」は築10年程度の中古物件の資産価値がどう変化したかを「リセールバリュー」という数値で表している。完工後9~11年の物件の中で、現在流通しているものを駅ごとに抽出。現在の価格を分譲時価格で割った割合をパーセントで示す。リセールバリュー100%超は、分譲時より中古での価格が高いことを示す。

 リセールバリュー1位は、JR山手線原宿駅の173・4%。築10年で70%超の値上がりがあったことを意味する。同駅周辺は高級住宅街である上、新規の分譲が少ないため、中古物件でも希少性があることが原因だ。千代田区や港区でもリセールバリューは高い。JR横浜駅や川崎駅、市川駅など郊外のターミナル駅もリセールバリューが100%を超える。

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