週刊エコノミスト Online勝ち残る・消える大学

玉上晃・文部科学省大臣官房審議官 18歳人口だけなら斜陽産業 少子化をチャンスと捉えよ

── 大学は変革を求められている。

 関係者は危機感を持ってかなり真剣に取り組んでいる。地方創生、産学連携、知財活用……。東大本郷(キャンパス)のまわりはベンチャーだらけだ。一時期のステレオタイプの見方が世間にあるとしたら、大学は変わったと受け取っていただきたい。

 国立もかつてのような護送船団ではなく、世界と戦う大学、専門的な大学、地域に根ざす大学と分けられている。それぞれ何を求められ、何を目指すのか、しっかり打ち出さなければ生き残っていけないという思いを持っている。法人化から16年経過し、意識的に変わりつつある。

 たとえば私は昨年まで九州大にいたが、昔の感覚では信じられないぐらいに地元との交流が進んでいる。地域の発展は大学の発展なしには語れない。その逆もしかりだ。互いにそういう認識を持っている。

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