マーケット・金融世界経済総予測 2020

マーケット予測 ドル・円 年末に円安圧力強まる=高島修

(出所)ブルームバーグ
(出所)ブルームバーグ

上値 1ドル=112円(12月)

下値 1ドル=102円(6月)

 ドル・円は過去3年、動きに乏しく、最近は1ドル=105~110円程度が中心レンジだ。19年も米中貿易戦争の再燃や英国の欧州連合(EU)離脱問題の迷走など、市場環境を巡る不透明感は深まったが、為替相場の変動率は低下の一途をたどった。

 20年も米大統領選挙などがあるが、それが契機となって為替相場が動き出すとは言いがたい。20年も105~110円を中心に、そこからの…

残り320文字(全文533文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月9日号

EV失速の真相16 EV販売は企業ごとに明暗 利益を出せるのは3社程度■野辺継男20 高成長テスラに変調 HV好調のトヨタ株 5年ぶり時価総額逆転が視野に■遠藤功治22 最高益の真実 トヨタ、長期的に避けられない構造転換■中西孝樹25 中国市場 航続距離、コスト、充電性能 止まらない中国車の進化■湯 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事