医療 問診・内視鏡診断にAI=島本明
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医療現場では、AI(人工知能)ソフトウエアの実用化が加速している。内視鏡で圧倒的な世界シェアを誇るオリンパスは2019年、同社製内視鏡と組み合わせて使うAI内視鏡画像診断支援ソフトウエア「エンドブレイン」を発売した。製造販売承認を受けた内視鏡関連のAI搭載製品としては国内初のソフトウエアで、価格は約450万円。
ただともひろ胃腸科肛門科院長の多田智裕氏が17年に立ち上げたAIメディカルサービスは、リアルタイムで胃がんを検出する内視鏡診断支援AIだ。19年11月、米食品医薬品局(FDA)のブレークスルー・デバイスの指定を受け、承認審査を迅速に受けられることになった。
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週刊エコノミスト
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