半導体 微細化は5ナノレベルへ 日本企業が部材で存在感=津田建二
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2019年は、前年比33%減というメモリー半導体の落ち込み(WSTS=世界半導体市場統計見込み、以下同)に足を引っ張られて、世界の半導体市場は16%減の3303億ドル(約36兆円)だった。だが、20年にはプラス5・2%に転じる(図)。メモリーもプラス4・1%に回復する。メモリーさえ回復すれば産業としての安定感が戻るのではないかという期待感を反映する形で、SOX(フィラデルフィア半導体指数)が史上最高値圏で推移している。
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週刊エコノミスト
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