今週のポイント 米・消費者信頼感指数(8月25日) 新型コロナ禍で回復は鈍い=窪谷浩
有料記事
8月25日に米国で8月の消費者信頼感指数が公表される。同指数は民間経済調査機関のコンファレンスボードがサーベイ(調査)に基づき毎月公表しており、「現状指数」、6カ月先の見通しである「期待指数」、それらを総合した消費者信頼感指数が公表される。
米国では経済活動の再開や、家計に対する現金給付などの経済対策もあって、5月以降は個人消費の回復基調が続いている。今後の個人消費の動向を占う上で8月の統計が注目される。
7月の結果を振り返ると、消費者信頼感指数は92.6と前月から5.7ポイント低下した。低下は3カ月ぶりで、7月は5月からの回復が一服する形となった。
残り306文字(全文585文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める