注目投信30銘柄 国内外のアクティブファンドに妙味あり=篠田尚子
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2020年は、投資の世界も新型コロナの影響を色濃く受けた。20年8月、楽天証券が自社メディアの「トウシル」を通じ、「コロナ自粛で余ったお金の使い道」と題してアンケートを行ったところ、総回答数3661のうち約6割が使わなかったお金を何らかの形で投資に回したと回答したことが分かった。中でも目立ったのが投資信託(投信)で、投信の購入または積み立てを行ったと答えた人は全体の約3割を占めた。日ごろから投資情報に敏感な層が回答者の大部分を占めていた可能性が高いとはいえ、株式市場の盛り上がりも手伝って、個人の投資熱はコロナ禍で着実に高まったと言ってよさそうだ。
中でも個人投資家の注目度が高かったのは米国株だろう。20年の米国株市場の盛り上がりについては今さら言及するまでもないが、特に印象的だったのは、アクティブファンド(投信)の台頭である。市場全体に新陳代謝が活発な米国株は、インデックス投資でも十分なリターンが期待できることから、「アクティブが勝ちにくい」資産クラスの代表格であるとされてきた。ところが、20年は、入念な企業調査に裏付けされたアクティブ投…
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週刊エコノミスト
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