今週のポイント 米国小売売上高(8月15日) 堅調な消費は持続の見通し=窪谷浩
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8月15日に米国で7月の小売売上高が発表される。米国のGDP(国内総生産)における4~6月期の実質個人消費支出は、前期比年率4.0%増と、前期の0.5%増から大幅に加速した。消費鈍化が一時的で、個人消費主導の景気回復が持続していることを確認した。小売売上高は、名目ベースでサービスを含まないものの、個人消費のおよそ3分の1をカバーしているため、7~9月期の消費動向を占う上で注目される。
6月の結果を振り返ると、小売り全体では前月比0.5%増となり、前月の同1.3%増と併せて2カ月連続で堅調な伸びとなった。6月の中身をみると、自動車が0.9%増と前月の同0.8%増からさらに加速した。また、ガソリン価格の上昇に伴い、ガソリンスタンドの売り上げは1.0%増となった。前月の同3.0%増からは低下したものの、高い伸びを維持した。
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週刊エコノミスト
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