新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

マーケット・金融 THE MARKET

今週のポイント 米国GDP(10月26日) 3%超の高成長が持続=窪谷浩

米国の実質GDP成長率(寄与度)
米国の実質GDP成長率(寄与度)

 10月26日に米国で2018年7~9月期の実質GDP(国内総生産)が公表される。4~6月期は前期比年率4.2%増と前期の同2.2%増から大幅に加速し、14年7~9月期以来の高成長となったことから、成長率の低下は避けられないものの、どの程度の低下にとどまるのか、米経済の腰の強さをみるうえで注目される。

 まず、4~6月期を需要項目別に振り返ると、在庫投資が成長率を1.2%ポイント押し下げたほか、住宅投資も前期比年率1.3%減となった。一方、民間設備投資が同8.7%増と好調を維持したほか、政府支出が同2.5%増、個人消費が同3.8%増と前期から伸びが加速した。とくに、個人消費は前期の0.5%増から大幅に加速し、成長率を押し上げた。さらに、外需も1.2%ポイントの大幅な成長押し上げとなった。もっとも…

残り670文字(全文1021文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事