間もなく米国中間選挙だが相変わらず中国との貿易問題が暗い影を落としている。加えて、米国長期金利は2011年以来の高水準となり、恐怖指数と言われるVIX指数も上昇、株式市場は大きな調整を迎えている。

　だが、7～9月期決算発表がファンダメンタルズを重視する投資家にとって絶好のバーゲンハンティング（安値拾い）の機会になるだろう。

　9月の生産者物価指数が予想通り前月比0.2％増、消費者物価指数は予想を下回る同0.1％増となり、インフレのスピードは落ち着いている。また、貿易問題の悪影響が顕在化するのも暫く先になるだろう。