マーケット・金融THE MARKET

東京市場 ストラテジストが読む 重要イベント目白押し、底値固め=三宅一弘

     市場の焦点になっている米中貿易戦争は、打開に向けて11月末に米中首脳会談が予定されている。米トランプ政権は既に対中輸入品の年間約5000億ドルの半分2500億ドルに追加関税を課しているが、首脳会談で意に沿わなければ、関税率を引き上げ、最終的に対中輸入品全てに追加関税を課すと圧力をかける姿勢だ。実施されると、中国は景気失速懸念が一気に高まるであろう。中国の習近平指導部は輸入拡大プログラムや輸入関税引き下げ、段階的な国内産業保護・優遇策の是正など、突破口を模索するとみられる。米中で当面の妥協が図られるならば市況ムードは大きく好転しそうだ。

     欧州では、英国の欧州連合(EU)離脱を巡る動きが佳境になろう。メイ英首相の離脱案を英国議会が12月中に承認するのかが焦点。現状、反対勢力が優勢とみられるが流動的で、仮に否決なら各種市場で混乱が予想される。英国の将来を占う重要局面に入っていく。

    残り479文字(全文872文字)

    週刊エコノミスト

    週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
    有料会員になると、続きをお読みいただけます。

    ・会員限定の有料記事が読み放題
    ・1989年からの誌面掲載記事検索
    ・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

    通常価格 月額2,040円(税込)

    週刊エコノミスト最新号のご案内

    週刊エコノミスト最新号

    3月3日号

    4月施行 働き方改革法 労基署はここを見る20 企業の成長を促す法改正 会社を作り直す覚悟を ■村田 晋一郎/吉脇 丈志23 働きやすい職場を作るビジョンを示せ ■安中 繁24 同一労働 同一賃金 待遇差に合理的な説明が可能か ■河野 順一27 役割・待遇の明確化 会社の創造的破壊を ■向井 蘭30 [目次を見る]

    デジタル紙面ビューアーで読む

    おすすめ PR

    最新の注目記事

    ザ・マーケット