新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

マーケット・金融 THE MARKET

東京市場 ストラテジストが読む 決算発表後、戻りを試す展開=隅谷俊夫

 日経平均株価は昨年12月26日に一時1万8000円台まで下げた後、年が明けて2万円台を回復した。需給面では、運用成績の悪化から閉鎖や解約に迫られたヘッジファンドの換金売りや個人投資家の見切り売りは年初で収まった。

 水準面では、日経平均株価に採用されている225の企業の1株当たりの純資産(企業の解散価値を表す)が1万9000円台前半なので、2008年のリーマン・ショックの後に大底を打った時と同じく、これが下値の「岩盤」になった。

 ただ、内外の投資家が受けた痛手は大きく、日経平均株価が2万円台を回復すると、上値を追って買い上がる向きは少ない。

残り564文字(全文837文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事