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弁護士編 話題の“筋肉”弁護士 小林航太
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「庶民の味方」こそ醍醐味
筋肉美を誇る男たちが黙々と筋トレするテレビの体操番組で注目の若手弁護士に、法曹への意気込みを聞いた。
(聞き手=大堀達也/稲留正英・編集部)
弁護士を目指したきっかけはいくつかあります。一つは中学生のころ「逆転裁判」という法廷バトルゲームに熱中し、無実の罪を着せられた依頼人を救う弁護士という仕事に憧れたからです。もう一つは、社会保険労務士だった母親から一緒に働く弁護士の話をよく聞いていて「弁護士は幅広い仕事ができる」というイメージを持ったこともあります。
いま、弁護士としては2年目です。8人の弁護士を抱える事務所に所属し、いわゆる「マチ(町)弁」(主に地域住民からの依頼を受ける弁護士)として経験を積んでいます。大企業を相手にする大手の法律事務所へ進む道もありましたが個人的には「庶民の味方」となることに弁護士の醍醐味(だいごみ)があると思っていたので、マチ弁は自分には向いていると思いました。
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