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会計士編 独立は人脈が生命線=伊藤章子・公認会計士事務所代表
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社長の「社外相談役」に
会計士はどう独立し、どんな仕事をしているのか。大手ではできない自由な働き方をしたいと開業し、一人で会計事務所を切り盛りする伊藤章子さんに話を聞いた。
(聞き手=岡田英・編集部)
監査法人では10年間、上場企業の会計監査をしていた。でも、監査よりも、もっとクライアント目線で仕事ができるコンサルティングがしたいと思い、税理士法人で税務を3年経験したうえで、2017年に独立した。
監査法人時代、一つの企業をずっと担当する同僚がいる中、毎日のように違うお客さんを回らされていた。当時は「なんで私だけ」と思ったが、今振り返るとそれがとても良く、多くの人脈ができた。個人とは契約しない上場会社も多い中、独立したときに当時のお客さんが付いてきてくれたことが背中を押してくれた。
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