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会計士編 人手不足で監査報酬は上昇傾向=伊藤歩

    目立つ「新日本離れ」

    「監査法人が監査先の数で競い合う時代は終わった。相次ぐ会計不祥事で、より細かい監査手続きを求められるようになったうえ、人手不足も深刻化している。小規模、もしくは高リスクの監査先を優良会社に入れ替えるため、監査報酬の値上げを持ちかけ、あえて先方から切られるように仕向けてすらいる」──。大手監査法人の現役会計士は、こう明かす。

     毎年株主総会のシーズンが近づくと、上場各社による監査法人の交代が発表される。企業で財務諸表を作成している経理部門の現場社員にとって、監査法人の交代は重い負担になる。交代すれば、また一から事業構造を理解してもらわねばならないからだ。

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