今週のポイント インドの国内総生産(2月28日) 投資鈍化で成長率は7%下回る予想=斉藤誠
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2月28日にインドで10~12月期のGDP(国内総生産)が公表される。まず7~9月期の実質GDPを振り返ると、成長率は前年同期比7.1%増となり、4~6月期に記録した8%成長から失速した。2016年末の高額紙幣廃止や17年7月のGST(物品サービス税)導入のショックからの景気回復局面は17年後半から続いたが、持ち直しの動きは一服した模様だ。
10~12月期の実質GDPはどうだろうか。まず経済の牽引(けんいん)役である消費は鈍化するものの、底堅さを保つだろう。10~12月の鉱工業生産指数を見ると、非耐久消費財生産が同4.3%増(7~9月:同6.1%増)、耐久消費財生産が同6.2%増(7~9月:同8.1%増)と鈍化している。一方、7~9月期は消費者物価上昇率が2%台の低水準で推移、乗用車販売の落ち込みも和らぐなど、指標によって良しあしが…
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週刊エコノミスト
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