中国株 景気底入れ遠のく=斎藤尚登
有料記事
4月中旬に3200ポイント台に急反発した上海総合指数は、米中摩擦の再激化を嫌気し大きく下落。5月9日は2851ポイントで引け、直近高値からは12・6%の下落となった。その後は政府系資金である「国家隊」の買い支えがうわさされる中、下げは一服している。
だが、中国の景気底入れ期待は遠のいた。4月の主要経済統計は1~3月との比較で軒並み悪化。小売り売り上げは…
残り268文字(全文446文字)
週刊エコノミスト
週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める