週刊エコノミスト Online11兆円市場 介護の勝者

信用力 老舗「特養」破綻劇の全貌 「終の住み家」リスク回避法=内藤修

    破綻した大磯恒道会
    破綻した大磯恒道会

     特別養護老人ホーム「恒道園」、グループホーム「かわわの家」など7事業所(定員合計230人)を展開していた社会福祉法人大磯恒道会(神奈川県)は1月16日、東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

     同法人は神奈川県南部の大磯町と二宮町で、他の事業者に先行して40年以上前に事業をスタートさせた。地元住民にとっては、長年にわたり地域の介護・福祉を支えた大きな存在であり続け、2013年3月期には年収入高12億7100万円を計上していた。

     しかし近年は、業績悪化から理事長がたびたび交代。立て直しに努めたものの業況は改善せず、社会福祉法人としては異例の破産となった。なお、利用者保護の観点から、休止した一部施設を除き事業は破産後、別法人に引き継がれた。

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