新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online 11兆円市場 介護の勝者

準備は早いに限る 後悔しない「介護住み替え」選び 秘訣は資金、身体、ニーズの把握=鈴木暁子

「住み替え準備は元気なうちに始める」──。ファイナンシャルプランナーとして講演や相談業務で、こう呼びかけている。

 住み替え相談として多いのは、子どもが親のために住み替え先を探すケースだが、問題は相談のタイミングだ。高齢者向け施設・住宅への住み替えは、大変な時間と労力、体力が必要となるのだが、親に介護が必要になったので切羽詰まって相談に来られ、「入れるところがあるならどこでもいい」的な住み替えとなりかねないケースが少なくない。これでは入居する本人にとって不幸な選択となってしまう。

 そうならないためにも、住み替え準備は元気なうちに始めるのが賢明だ。筆者は「親のためであれば、親がまだ元気なうちに、自分自身のためであれば50代後半、遅くとも60代で準備を始めてほしい」と伝えている。

残り1909文字(全文2250文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事