週刊エコノミスト Onlineマンションの悲劇

管理状況を知る4ポイント 中古物件購入の不安を解消 総会議事録を入手しよう=田中歩

     国内における中古マンションの取引件数は増加傾向にある。首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の場合、1990年代は年間2万から2.5万戸程度で推移していたが、2018年には3.7万戸超にまで増えている。中古マンションの需要が高まる中、多く聞かれるのは「マンションの維持管理状態が分からず不安」という声だ。中古マンション選びに失敗しないため、マンション管理状況を見極める4ポイントを紹介したい。

     マンションは通常年1回、管理組合の財政や維持管理に関する事項について議論する総会を開いている。管理組合は総会の議案書と議事録を作成するので、これを確認することで予算や決算、修繕積立金の状況などがよく分かる。過去3期分程度を読むとよい。

     議事録を読むと、マンション住民の維持管理に関する意識をうかがい知ることができる。例えば、空き巣被害を防ぐための防犯カメラの設置についての議論や建物劣化状況を管理会社以外の第三者にチェックさせるべきといった意見があれば、維持管理に対して高い意識を持つ住民の多いマンションだ…

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