与信費用 4分の3で増加、想定超も
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貸し倒れに備えた引当金や不良債権の処理費用を含む「与信費用」の金額で比較した。100億円を超えた地銀は3行あった。
全地銀の4分の3に当たる79行で2018年3月期から増加した。与信費用の上位行の中には、想定を超えて上振れする地銀も目立った。
トップのスルガ銀行は、投資用不動産向けの不正融資で1363億円を計上し、17年ぶりの最終赤字となった。
2位の千葉銀行の与信費用は、18年3月期の8億円から14倍の113億円に急増。計画で見込んだ38億円を大幅に超え、減益の一因となった。
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週刊エコノミスト
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