マーケット・金融残る・消える地銀

貸出金利回り 3割が「1%割れ」

(注)利回りはいずれも原則単体、国内(開示がない場合は全行計)。経費率(OHR)は、(経費÷業務粗利益)×100で計算し、小数点第3位以下は四捨五入(出所)各地銀の2019年3月期決算資料より編集部作成
(注)利回りはいずれも原則単体、国内(開示がない場合は全行計)。経費率(OHR)は、(経費÷業務粗利益)×100で計算し、小数点第3位以下は四捨五入(出所)各地銀の2019年3月期決算資料より編集部作成

全104行ランキングはこちら

 貸出金利回りは、地銀の中核業務である貸し出しによって何%の利息を得ているかを示す。

 トップのスルガ銀行は、不正融資問題を受けて高い利率が見込める不動産投資向けローンが激減し、貸出金利回りは2018年3月期から0.29ポイント減ったものの、3.32%という高い水準を維持した。

 2位の南日本銀行は、貸出金の6割を占める中小企業向けが堅調で、18年3月期から0.07ポイント減ったものの2.22%という高さを維持した。

残り599文字(全文821文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

4月30日・5月7日合併号

崖っぷち中国14 今年は3%成長も。コロナ失政と産業高度化に失敗した習近平■柯隆17 米中スマホ競争 アップル販売24%減 ファーウェイがシェア逆転■高口康太18 習近平体制 「経済司令塔」不在の危うさ 側近は忖度と忠誠合戦に終始■斎藤尚登20 国潮熱 コスメやスマホの国産品販売増 排外主義を強め「 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事