新規会員は2カ月無料!「年末とくとくキャンペーン」実施中です!

週刊エコノミスト Online みんな空き家で悩んでる

ケース別 こんな時どうする?=編集部/監修・牧野知弘

ケース1 実家の空き家を相続した

 生まれ育った実家には、誰しも愛着を持つだろう。しかし、愛着を持っているからといって、活用策や売却を考えずに持っているだけなのは、問題の先送りでしかない。固定資産税は毎年払わねばならず、都市部の一部では都市計画税も課される。その上、庭木の剪定(せんてい)など維持管理費もかかる。家は住まないと、どんどん傷む。家に思い出があり、他人の手に渡ったり、取り壊すのは忍びないという場合は、収益不動産として活用するのが有力選択肢になるだろう。

 活用策といえば、ファミリー向けに賃貸することを想定しがちだ。しかし、賃料の折り合いがつかなかったり、その空き家では借り主の家族構成に見合わなかったりするなど、貸出先を見つけるのは容易ではない。

残り3976文字(全文4305文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で直近2カ月分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)が、今なら2ヶ月0円

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

12月3日号

経済学の現在地16 米国分断解消のカギとなる共感 主流派経済学の課題に重なる■安藤大介18 インタビュー 野中 郁次郎 一橋大学名誉教授 「全身全霊で相手に共感し可能となる暗黙知の共有」20 共同体メカニズム 危機の時代にこそ増す必要性 信頼・利他・互恵・徳で活性化 ■大垣 昌夫23 Q&A [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事