東京市場 ストラテジストが読む 消費増税後の追加経済対策を注視=隅谷俊夫
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今月21日に参議院選挙が行われる。争点の一つが年金問題で、「老後に2000万円必要」とした金融庁の報告書がマスコミに取り上げられてから、将来の資産形成に向けた個別の相談会やセミナーが増えていると聞く。
将来の資産形成には日本株に対する長期の継続(積み立て)投資が必須で、しかもその開始時期が重要になる。
長期継続投資は、(1)株価の下落余地が比較的小さい時、(2)株価の調整が長引いている時に低コストの積み立ての妙味がある。つまり積立期間に株価が低迷し続けても、近い将来に上昇すれば、一気に低コストで積み立てた果実が得られる。
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週刊エコノミスト
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