ドル・円 米欧緩和観測で方向出ず=高島修
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主要20カ国・地域(G20)首脳会議、米中首脳会談の後、市場の関心は米連邦準備制度理事会(FRB)をはじめとした各国中央銀行の金融政策やその前提となる世界のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)に戻ってきている。米中両国の経済統計は引き続き振るわず、FRBの金融緩和観測がくすぶる中、ドルは全般的に上値の重い展開が続いている。
トルコなど新興国通貨が下げ渋っているほか、オーストラリア準備銀行(RBA)の連続利下げにもかかわらず、豪ドルが底入れの兆しを見せているのは、ドル安を象徴する値動きだ。
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週刊エコノミスト
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