ベンチャーに活路 マネーツリー・宮上さん 経験と人脈生かして若手育成
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今年4月、家計管理アプリを展開するフィンテック企業「マネーツリー」に入り、営業担当役員になった宮上大造さん(49)。3月までは米メディア「ブルームバーグ」日本法人で営業担当のマネジャーをしており、営業活動をする中で、マネーツリーの創業者と知り合った。「事業参画に関心がないか」と誘いを受けて、自分のビジネス経験とこれまでの人脈がスタートアップ企業に生かせると考え、転職を決めた。
2012年創業の同社で今は若手の育成や顧客の開拓などを担当している。スタートアップ企業は、人材など経営資源に制約があり、「1人当たりの生産性をいかに高めるか、また、優秀な人材を獲得できるかにかかっている」と宮上さん。一方で、「官僚的な手続きや根回しで消耗せずに、自分のビジョンやアイデアをスピード感を持って実現できる」と、その魅力を語る。
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週刊エコノミスト
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