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家族の反対押し切り早期退職 「寄業」の予定がイチから営業

 早期退職制度を利用して、起業した人もいる。

 ソニーのエンジニアだった国井政夫さん(51、仮名)は4年前、早期退職制度を使って47歳で退職した。映像システム機器の設計の仕事をしていたが、11年に販売会社に出向。その間に戻りたいと思っていた古巣の部署がなくなった。

 販売会社では営業を4年間経験し手応えを感じており、「やりたい仕事ができないのなら独立しよう」と考えるようになった。

 だが、家族は猛反対。課長の役職定年は52歳で、その後は給料が毎年下がっていくと説明しても「大騒ぎだった」。独立した方が定年がないので長く働ける分、生涯賃金は高くなるという試算を出して説得した。軌道に乗らなければ再就職することを約束し、ようやく理解が得られた。

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