週刊エコノミスト Online世界景気の終わり

中国経済 インフラ主導の景気刺激に逆戻り アキレスけんは外貨準備の減少=呉軍華

 1989年の天安門事件によって一時期的に失速した時期を除くと、中国経済は79年の改革開放以来の低迷にまで成長が鈍化している。

 政府統計ベースでみても、要注意シグナルが多い。たとえば需要項目別GDPをみると、消費の寄与率が大きく低下している(図1)。6月は、排ガス基準を厳しくするという政策要因によって、消費財の約10%強を占める自動車関連支出の伸びが17・2%にも上昇したという特殊要因がなかったら、消費の寄与率は一層低いものになっていただろう。

残り1430文字(全文1654文字)

週刊エコノミスト

週刊エコノミストオンラインは、月額制の有料会員向けサービスです。
有料会員になると、続きをお読みいただけます。

・会員限定の有料記事が読み放題
・1989年からの誌面掲載記事検索
・デジタル紙面で過去8号分のバックナンバーが読める

通常価格 月額2,040円(税込)

週刊エコノミスト最新号のご案内

週刊エコノミスト最新号

2月14日号

どうする?どうなる?日銀大検証16 岸田政権「インフレ抑制」へ 10年ぶり総裁交代で緩和修正 ■浜田 健太郎19 インタビュー 軽部謙介 帝京大学教授・ジャーナリスト 日銀が甘くみた内閣の力 「安倍1強」に内部ひょう変21 「 ガラパゴス」日銀 市場機能をマヒさせた「看守」 低金利慣れの財政に大打撃 [目次を見る]

デジタル紙面ビューアーで読む

おすすめ情報

編集部からのおすすめ

最新の注目記事