対外純資産 証券購入から企業買収へシフト 「海外に滞留する円」が増加=唐鎌大輔
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2019年も折り返し地点を過ぎ、下半期に入った。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策運営については、利下げの「有無」から「回数」に焦点が移っている。そんな中、米長期金利の指標である10年債利回りは一時2%を割り込んだ。それ以前に2%割れで推移していたのは16年10月ごろで、この時のFRBによるフェデラルファンド金利(FF金利)の誘導目標は年0・25~0・5%。今よりも2%ポイントも低い時代だ。
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