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マネロン審査の“戦々恐々” 西武、埼玉県信金は「内定」か “対策”を追い立てる金融庁=三好悠
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マネーロンダリング(資金洗浄)対策を手がける政府間組織「金融活動作業部会」(FATF)の第4次対日審査が、11月の第2週に実施されることが内定し、銀行や信用金庫など国内金融機関が戦々恐々としている。金融機関のマネロン対策が「不十分」との烙印(らくいん)を押されれば、金融庁や業界だけでなく「コルレス契約」(海外の金融機関との外国為替取引契約)に大きな影響が及びかねないと言われているからだ。
金融機関の最大の関心事である審査の対象は9月中旬に最終決定される模様だが、すでに8月中旬現在で金融庁側がある程度、リストアップを済ませている。
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